Selfish Wind ~わがままな風~

しょうちゃん@の気まぐれバイク活動記録 (Ninja1000&エリミネーター250V)

ツーリング登山(ポンポン山~釈迦岳の巻)

2022年11月6日(日)

 

先週に続き、ツーリング登山に行って来ました。

 

ツーリング登山の相棒はエリミネーター250V。

前々から温めてきた情報を元に、まずは神峯山寺(かぶさんじ)を目指します。

勧請掛(かんじょうがけ)を潜って神峯山寺の結界内に侵入。

そのままどんどん登り進み、(目指しただけで途中にあった神峯山寺はスルーしてます)

本来の目的地である本山寺(ほんざんじ)の洗心門に到着。

ここを潜れば・・、

右手に二輪用の駐車場が見えてきます。

コンクリ舗装の部分はちょっとだけですが、

無料で停めさせてもらえるのは有難い事です。

(ちなみに4輪用の駐車場は洗心門の手前にあって500円です)

 

早速、登山スタイルにチェンジして本山寺駐車場を出発!

まずは本山寺を目指して東海道自然歩道(急坂)を歩くのですが、コンクリ舗装道路は気分が出ないので、脇道にそれて山の中へ侵入。

やっぱ登山はこうでないと。

でもまた途中から東海道自然歩道に合流します。

 

本山寺とポンポン山への分岐。

私は本山寺へと進みます。

階段を登って、

駐車料の心ばかりの気持ちと、登山の無事を祈って、僅かながらのお賽銭。

ちなみにこちらのご本尊は毘沙門天で、鞍馬寺(くらまでら)朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)と共に「日本三毘沙門天」と言われているそうです。

 

ここからポンポン山へは、本堂の裏側から登って行きます。

やっと登山という感じになって来ましたが、

やたらとこの注意書きが多くてちょっと恐怖。

でも安心してください。

つけてますよ。(熊鈴です)

古木(天狗杉)に到着。

ここで写活をしていると、上から降りて来た男性に話しかけられました。

このお方↑御年80歳で、2ヶ月前に足の手術をしたばかり。

しかもポンポン山を登るのは2000回を超えると言う超人っぷりで、「ポンポン山の標高は678.9mで、6.7.8.9と数字が並ぶんですよ」と教えて頂きました^^

互いに「お気をつけて」とお別れし先へ進みます。

杉林の一本道、気持ち良かった。

この日は気温が高くて日当たりに出ると暑いくらい。

紅葉はまだこれからという所でしょうか。

倒れていたり曲がっていたりの荒れた道を進み、↓この階段を上がると、

ポンポン山(678.9m)の山頂に到着です。

あら? 

6.7.8.9とちゃうやん!?

 

と思いきや、こちらの標識が正式な山頂標識です。

小さく「9」と書いてありました^^

二等三角点にタッチの儀。

ポンポン山は700mにも満たない低山ですが、

高槻市では最高峰。

この日は天気が良く、空が澄み渡っていたので、

奈良の生駒山や、京都・滋賀の比叡山まで見渡せました。

ちなみにポンポン山は関西百名山の一つで、山頂で足踏みすると「ポンポン」と鳴るからそう呼ばれたなどと諸説あり。

まあ一応モノは試しにとやってみましたが、ズザッズザッという靴と地面の当たる音しかしませんでした。

 

山頂ではお弁当を食べてるハイカーの方が多くいらっしゃいましたが、

私は糖分と水分だけ摂って次へ進みます。

荒れ荒れは続きます。

もう倒れ方に節操がない。

 

相変わらず、

熊の注意書きもあちこちにあります。

 

暫く進むと、京都方面へ出る善峯寺(よしみねでら)ルートへと分かれる分岐に出ますが、私は右の釈迦岳方面ルートへ。

するとその道脇に大きな鉄塔がデーン。

誰も居なくてナイスな場所。(リサーチ通りだ)

という事で、

 

 

キッチン設営。

本日のメニューは、

ファミマのあんぱんと、まるごと1個分完熟トマトのスープデリ。

この子たちの相性もバッチリで美味しかったです。

お腹が満たされたので、釈迦岳に向けて出発!

暫く進むとまた別の鉄塔がありました。

ルートはその下を潜って進むのですが、

必ずやりますよね。

そのまま暫く歩いてくと、

釈迦岳(631.4m)の山頂に到着。

木製のテーブルとベンチがあるだけで展望はゼロ。

 

とりあえず、

三等三角点にタッチの儀を済ませ、ここは長居せずに、

次の分岐ポイントの「大杉の分岐」へ向かいます。

ところが!!

チェックポイントの「大杉の分岐」に着いてみると、計画していた川久保渓谷へ続くルートが通行止めになっており、その前でカップルハイカーさんが立往生していました。

その彼氏さんと地図を見ながら、来た道を引き返すか、ぐるっと遠回りして山を降りるかどうしようと悩んだ結果、私は「計画通りの川久保渓谷へ出るルートを行く」事にしました。

 

本来はやっちゃダメな事ですし、もちろん通行不可だと判断したら無理せずに引き返すつもりで様子見がてら進みました。

確かに道は荒れており、あるはずの小川の橋も流されたのか見当たらず、コースサインもないのでルートが解り難くなっていましたが、

地図を頼りに迷うことなく、危なっかしい場面に遭遇する事もなく歩けました。

(だからと言ってやっていい事では断じてないです。ごめんなさい。)

砂防と、右手に登山道を発見。

抜けると視界が広がりました。

チェックポイントの眼鏡橋は見つけられませんでしたが、

水場は発見。

昔話の針の山地獄みたいですが、これは獣害対策の苗木カバーです。(たぶん)

絶滅危惧種ツチアケビは、

厳重に守られていました。

川久保渓谷の水は、水源の森百選に選ばれているんですね。

ちなみに、今歩いている川沿いの道は林道なので心配からは解放です。

チェックポイントの「川久保分岐」に着きました。

道標石には「右 本山寺」と書いてありますのでその通りに。

車止めのゲート。

ここを抜けて少し戻れば、本山寺駐車場はすぐです。

朝、エリミで潜った本山寺の洗心門。

その脇にあるお地蔵さんにお礼を言って、

本山寺駐車場に戻って来ました。

低山の割には距離は歩けたかな。

でも疲労感はそれほどありません。

 

なので、

来た道(自宅)とは真逆の方向に走り、

山の中をクネチョロ走って遠回りで帰りました。

ツーリング登山らしくねw

 

最後までお読み頂き、おつかれ山です^^

 

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本日のバイク走行距離:80.5km

本日登頂した山:ポンポン山(678.9m)、釈迦岳(631.4m)

本日の登山歩行距離:9.8km

本日の登山コースタイム:3時間13分

本日の登山活動総タイム:4時間10分(休憩込みの時間)

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